暗記から問題解決に重点移す ~国際MICE資格CMP~
MPI Japan Chapterは2015年9月30日、六本木アカデミーヒルズで「~JAPAN MICEのグローバル化の中で、今、最も注目される国際資格CMP(Certified Meeting Professional)~」をテーマにしたセミナーを開催し、約60名の方達が参加しました。講師にはCMP取得者で、試験問題作成委員でもある日本コンベンションサービスのMICE都市研究所主任研究員西本恵子氏をお招きし、CMP取得のメリットや勉強方法、新しくなった近年の問題の傾向を語っていただきました。
講演の冒頭に西本氏はCMP取得のメリットとして、
● 国際的信用を得られる
● イベント業務を体系的に理解できる
● 英語での専門用語の理解
● 国際的なネットワーキング
をあげられました。
合格に向けた学習について、以前は重ねると9㎝にもなる膨大なテキスト量や、300時間を超える勉強が必要でしたが、昨年の試験問題の改定により約2/3ほどの勉強量で合格ラインに届くのではという見解を語っておりました。
また試験問題の内容は、暗記問題(Recall)に重点をおいた過去の出題傾向から、現場での対応法(Application)や分析・問題解決(Analysis)を重視するようになっていることを説明いただきました。講演の後半では、各ドメインの試験での比重や出題傾向についても詳細に解説いただきました。
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